【新築】生活動線と来客動線を想定し 家族も来客もくつろげる家に
(上田市 / T邸 / 夫、妻、長男)
モデルハウス見学や図面作成を何度繰り返しても、「これぞ」という家にめぐり合えなかったというご夫妻。しかし、更埴建設の見学会に足を運んだ時、「理想の家」がそこにあった。「担当者の話しやすい人柄も決め手」となり、予算2300万円台で家づくりを本格始動。見学したモデルハウスの間取りを踏襲し、キッチンとパントリー、水回りを環状につなげた動線で家事の効率化を実現。また家族の会話が生まれるよう、帰宅時と外出時に必ずリビングを通る間取りにした。
落ち着いたトーンの木目調インテリアと、家族の様子を見守れるオープンキッチンもこだわりだ。「性能面は信頼してお任せしていたので、特にリクエストはしていません」との言葉通り、耐震等級3のテクノストラクチャー工法や高性能なパナソニック製品を標準装備している。
また、家族動線だけでなく来客動線も意識した。奥さまの友人がリビングに集っている時も、ご主人が浴室と2階を行き来できるようプライベート動線を確保。パントリーや浴室など人目を避けたいスペースはひとまとめにして、来客動線から分離した。和室を4帖半から6帖に広げたのは、「両親が気軽に来てくれる家にしたい」との思いから。家族三代、子どもの成長に目を細めつつ団らんを楽しむ光景が目に浮かぶようだ。
(ナガノの家 Vol.12 2019年秋・冬号掲載)
カウンターの前面は床のトーンに合わせたミディアムブラウンの木目調壁紙を使い、部屋全体を落ち着いた雰囲気に。キッチンとダイニングの間は壁で仕切らず、家族の会話が弾むよう開放的にレイアウト
フラットなIHキッチンは「掃除しやすく、物も置きやすい」と好評。オール電化住宅で暮らし始めて光熱費の負担減に
壁紙や照明を白で統一した明るいリビング。床材は水や衝撃に強くワックスがけも不要なメンテナンスフリータイプを採用
来客用の和室は、戸を開ければリビングと一体になりフロア全体を広く使え
キッチン→パントリー→水回りとスムーズな動線に「採用して本当に良かった」とご夫妻も満足気
引戸の先に水回り、階段があり、引戸を閉めれば来客エリアとプライベートエリアを分割できる
主寝室はベージュ系の壁紙でやさしい雰囲気に
主寝室のWICは約5帖あり、ゆったりと着替えができる広さ
子ども部屋は将来さまざまな用途に使えるよう自由度が高い間取りに
「玄関が広い昔ながらの家で育ったので、玄関は広めに設計してもらいました」とご主人。左手には靴のまま入れるシュークロークを設置



- 予算/1,501~2,000万円
- 竣工年月/ 2018年 12月
- 所在地/上田市
- エリア/上小
- 階数/2階
- 工法/木造軸組工法
- 延床面積/ 120.90坪
- 1F/ 36.57㎡ ( 64.59坪 )
- 2F/ 19.54㎡ ( 56.31坪 )
◆設計・施工◆