【新築/二世帯】モダンで上質な寛ぎ空間 夢を叶えた二世帯住宅
(長野市 / T邸 / 夫、妻、夫の母)
結婚を機に実家を建て替え、1階にお母さま、2・3階に子世帯が住む、玄関から完全分離の二世帯住宅を新築したTさん。実はご主人は、自社の家を知り尽くした飯島建設の営業マン。たくさんの住まいづくりに携わってきた社員が挑んだマイホームは、同社が今力を入れている「デザイン」に徹底的にこだわった。
ヒントになったのは、イタリアのデザイナーズ家具「カリガリス」のダイニングテーブル。「テーブルが似合う家にしたい」と考え、内装はモノトーンを基調にしたモダンデザインに。お母さまと夕食を共にしたり、親戚や友人が集まることも多い子世帯のLDKは空間を贅沢に使い、フラットにつながるバルコニーで広がり感を演出。「大きな窓と吹き抜けで思い切り光を取り込み開放感を出しました。高気密・高断熱で、冬でも室内はしっかり暖かいのも特長です」とご主人。家族のため、漆喰壁や無垢の床など自然素材も取り入れ、家事がスムーズにできる動線にも配慮。子ども部屋を2部屋に仕切れるよう入口を分けたり、洗面化粧台を広くしたり、将来への備えも万端だ。
お母さまが住む1階は、全ての機能がワンフロアに収められた使いやすい間取り。モダンな子世帯とは対照的に、お母さまの大好きなピンク色をキッチンや浴室に取り入れ、愛らしくも落ち着いた雰囲気に仕上げた。二世帯がのびのびと暮らせ、愛する家族への思いがたっぷり詰まった二世帯住宅。家族全員が笑顔になれる自慢の新居になった。
(ナガノの家 2018年春夏号 vol.9掲載)
2階子世帯の吹き抜けダイニング。オープン階段とキッチン背面の壁面は刷毛のムラを出した塗装仕上げ。モノトーンな空間のアクセントになっている
LDKは家具を置いても余裕たっぷりの大空間。バルコニーはリビング同等の広さがあり、ガラス戸を開ければ室内と一体の空間にすることもできる
統一感のあるキッチンは「GRAFTEKT(グラフテクト)」。熱、傷、汚れに強いメラミン素材のワークトップは見た目の美しさと使いやすさを両立。両脇には鏡面柱とモダンなタイル壁を大胆にあしらい、ラグジュアリー感をプラス













- 竣工年月/ 2017年 11月
- 所在地/長野市
- エリア/長野
- 階数/2階
- 工法/木造軸組工法
- 延床面積/ 216.94㎡ ( 65.62坪 )
- 1F/ 91.91㎡ ( 27.8坪 )
- 2F/ 68.93㎡ ( 20.85坪 )
◆設計・施工◆